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メッセージ

私たちの『ものづくり』は夢。未来を『カタチ』にすること。

 ノートブックPCに携帯電話、デジタルカメラにポータブルゲーム。今や世の中の多くの電子機器がリチウムイオン二次電池を搭載しています。1991年、この電池が世界で初めて開発され、量産されたのがここソニーエナジー・デバイス株式会社(当時はソニーエナジーテック株式会社)です。今では、モバイル電子機器のみならず、自動車の動力エネルギー源となり、また電気の行き届かない地域にも電力供給できるシステムの核となる大きな可能性を秘めています。

   一方、世界に先駆け、腕時計などに使われる小型の電池に使われていた水銀を完全に取り払ったのも弊社です。水銀の果たす化学的役割を、何に置き換えたら達成できるのか、且つこれまで以上の特性がどうすれば維持できるのか・・・それを何百万、何千万の単位で試作し、誰もが不可能かと思われた技術に長年取り組んできた結果、ミニチュア型電池※では世界で初めてすべてのラインアップを揃える企業となりました。

 弊社は1975年、ソニー株式会社とユニオンカーバイド社とで合弁設立したソニーエバレディ株式会社を母体とし、その後事業の拡大と共に今では東日本に複数の事業所を持つ大きな事業体となりました。規模が大きくなりながらも、『他のどんな充電池よりも大きなエネルギー密度の電池ができたら』『環境負荷低減のために、実現困難とされていた技術にチャレンジしたい』といった、創業時から続く技術への熱い思いは今も変わりありません。そしてその私たちのつくる製品と技術が、出張先でもPCを駆使した高度なビジネス交渉を可能にし、家に帰れば家庭で使われる電気エネルギーの供給源となり、スマートフォンでいろんな情報を得ながらEVで出かけた観光地では、思い出のシーンをデジタルカメラで収める・・・かつて想像もしなかったライフスタイルの各所に使われる未来を思い描き、そこに向かって一歩一歩進んでいく仕事を誇りに思っています。

 JR郡山駅の新幹線ホームから下りる階段に、弊社の看板があります。
「私たちの『モノづくり』は夢。未来を『カタチ』にすること。」

 私たちの技術と製品が世界の人々が夢見る機器に採用される、それを可能にする電子デバイス製造開発の技術を以ってその夢に応える、そういった思いが、この言葉に込められています。

ソニーエナジー・デバイス株式会社

代表取締役社長 種茂慎一

※ミニチュア電池:腕時計や小型電子機器に使われるボタン型/コイン型電池の総称